【熊本市 】阿蘇山の火山活動が活発化(警戒レベル2)、今後大きな噴火につながる可能性があるので注意しましょう
2020年7月15日(水)、福岡管区気象台は『火山の状況に関する解説情報 第59号』を発表しました。『阿蘇山』で地下のマグマや水蒸気の移動を示すとされる火山性微動の振幅がやや大きくなっており、火山活動が活発になっていることから、噴火が再開する可能性があると注意を呼び掛けています。
中岳第一火口は、2020年5月22日~6月中旬まで断続的に噴火が継続していました。
2020年7月15日(水)は、雨雲に覆われていて中岳第一火口の状況は確認できませんが、今回の火山活動の活発化が、今後大きな噴火につながる可能性があるので、注意が必要であると言われています。
現在(2020年7月15日)、阿蘇山の噴火警戒レベルは2です。中岳第一火口付近(概ね1km)は、噴火に伴い噴石が飛散したり、火砕流が発生する恐れがありますので注意が必要です。地元自治体等の指示に従い、危険な地域には立ち入らないようにしましょう。
また、飛行機を利用される方は、今後状況により飛行機が欠航となる場合もありますので、出発前に各航空会社のウェブサイトでご確認ください。
気象庁の阿蘇山活動情報では、噴石の飛散や火砕流が発生、火山ガスに注意するよう呼びかけています。